~2027年3月までに全案件を完工、調整力の確保と系統安定化に貢献~
auリニューアブルエナジー株式会社
JEEテクノス株式会社
株式会社TMEIC
auリニューアブルエナジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 吾朗、以下auリニューアブルエナジー)、JFEテクノス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:能登 隆、以下JFEテクノス)、株式会社TMEIC(本社:東京都中央区、代表取締役:川口 章、以下TMEIC)は、西日本エリア(三重県2案件、京都府、鹿児島県、宮崎県、大分県)において、系統用蓄電所の建設を順次開始します。
各案件は発電出力2MW・蓄電容量8MWhの設備を計画しており、2027年3月までに全案件の完工を目指します。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い高まる調整力の確保を主目的としており、需給逼迫時などに各電力市場取引を通じて電力の安定供給に寄与します。
<蓄電所イメージ>
本プロジェクトは、発電事業者であるauリニューアブルエナジーが企画・資金調達・運営を統括し、JFEテクノスがEPC(設計・調達・建設)を狙い、TMEICが蓄電設備の製作・供給を担当します。最大の特長は、地域分散かつ同一仕様の共通プラットフォームを6拠点に展開する点であり、設計・調達・建設の標準化により工期短縮、品質の均質化、ならびに保守運用の効率化を実現します。
auリニューアブルエナジー、JFEテクノス、TMEICの3社は、標準仕様に基づく設計・建設・運用を一体的に最適化し、共通データ基盤を活用して計画・市場運用・保守を高度化するとともに、中長期的な共同プロジェクトとしての連携を継続してまいります。
(参考)
auリニューアブルエナジーは、「再生可能エネルギーで、"自然"と"地域社会"をつなぎ、地球と人が、ともに豊に暮らせる未来へ。」をPurpose(存在意義)として掲げ、地域や自治体、パートナー企業のみなさまとともに、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの発電事業を推進しています。地域に存在する太陽光発電、蓄電池、電気自動車などの分散型電源を制御し、安定供給を実現する再生可能エネルギー中心のエネルギー社会への転換に寄与していきます。
JFEテクノスのパーパス(存在意義)である「くらしの礎(もと)を技術で創り担い、すべての人を笑顔にする」を胸に、皆様のくらしを豊かにする事業を推進しています。太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱の5大再生可能エネルギー由来の発電所をはじめ、蓄電池やEV急速充電器などの分散型エネルギーリソースの機器供給・メンテナンス・EPC(設計・調達・建設)を手掛けています。これからも未来志向のエネルギーインフラ設備の整備やメンテナンスを通じて、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
TMEICは、製造業プラント向けを主体とした産業システム・電機品の販売、エンジニアリング及び工事・サービス並びに製造業向け監視制御システム、パワーエレクトロニクス機器及び回転機(大容量モータ等)の開発・製造を通じ、産業・社会インフラの発展を支えています。再生可能エネルギー分野では、国内13GW・世界55.4GWの出荷実績をもつPV-PCSを中心に、蓄電池PCS・蓄電池制御システムによる電力安定化など様々なソリューションを通じて、カーボンニュートラルに貢献しています。
